れんこん
九つの穴が特徴的なれんこん。見通しがきくなどの縁起をかついでお正月料理や詰め物料理などに使われています。
日本名:蓮根(れんこん) 英 名:lotus root
古くはインド・中国において、食用とされていました。日本では縄文時代以前から自生していました。「古事記」にも「八チス」として記述されています。
江戸時代から観賞用と食用を兼ねて栽培され、現在の食用として本格的に栽培されたのは明治以降といわれています。現在、れんこんを好んで食べるのは、中国と日本だけといわれています。
「れんこん」は主な主成分である炭水化物、食物繊維、ビタミンCが豊富です。さらに、鉄分やビタミンB12、ムチンなどの栄養成分も含みます。
●エネルギーの高い野菜
主な栄養分は糖質(デンプン)で、体内でエネルギーとなって体を温めます。
●ビタミンCが豊富
ビタミンCは熱に弱いのですが、デンプンが多いため加熱しても相当量のビタミンCが残ります。
疲労回復・美肌効果・風邪の予防・発ガン物質の抑制などの効果があります。
●ミネラルが豊富
カリウムや鉄、銅、亜鉛を多く含みます
●野菜ではめずらしいビタミンB12を含有
野菜に含まれることが少ないビタミンB12を含んでいます。これは鉄分の吸収を助ける働きをします。
ほかにも造血ビタミンと呼ばれているビタミンB6も含まれているので貧血の予防に。
●食物繊維が豊富
不溶性の食物繊維が豊富で、便通を良くする他に腸内の発ガン物質を排出して大腸ガンの予防、動脈硬化や高血圧予防に効果があります。
●れんこんからひく糸の正体はムチン
れんこんを切った時に糸がひきます。これは納豆やオクラ・里芋などに含まれる糖タンパク質ムチンによるものです。胃壁を保護し、タンパク質や脂肪の消化を促進します。その他滋養強壮にも効果があります。
●れんこんの切り口が変色しやすい正体はタンニン
タンニンは消炎や止血作用があり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍に効果があります。
また、おろし汁を使って鼻血や咳、ぜんそくの発作止めなどの民間療法に。
●免疫力アップのアシスト役 レクチン
タンパク質の1種であるレクチンは、マクロファージという免疫細胞が細菌を見つけやすくなるように働きます。
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