The intake of the salt too much is noted

お塩注意報

 

塩とナトリウムの関係は?

“塩味”は、料理のおいしさを左右します。この「塩」すなわち食塩は、ナトリウムと塩素からできています。食塩相当量とは、次の計算式で、食べ物に含まれているナトリウム量を食塩の量に換算した数字です。


ナトリウム(mg)×2.54÷1,000=食塩相当量(g)

塩の役割は?

食塩をつくっているナトリウムと塩素は、体内の水分量をいつも同じよい状態に調節するのに役立っています。また、ナトリウムは神経や筋肉が正常に動くために働く一方、塩素は胃液の成分になるなど、食塩は生命の維持に欠かせない大切な栄養素です。

塩は人間の体重の約0.3%をしめています。
60kgの体重の人であれば約200gの塩が血液や、消化液、骨などに含まれて
います。そして身体の中で色々な働きをします。

@細胞保つ・・・ 人の体は約60兆個もの細胞からなり、それらは細胞外液の中に浮かんでいます。
          塩は、その細胞外液の中に含まれ、細胞が縮みすぎたり、
          膨らみすぎて壊れたりしないように調節する役割を果たしています。


A消化と吸収を助ける・・ 食べ物を消化する消化液も塩から作られます。
               塩素イオンは胃酸の主成分となり、消化を助け
               たり、バイキンを殺す役割を果たし、
               ナトリウムイオンは小腸で栄養素の吸収を
               助けています。


B体をアルカリ性に保つ・・ 人間の体液は弱アルカリ性に保たれ、酸性になると 生きていけません。
              
                しかし体内では、食物として摂取したタンパク質や
                脂肪はアミノ酸や脂肪酸などに分解され、吸収に
                より炭酸ガスが発生するなど、多くの酸性物質が
                作られています。


              塩の成分であるナトリウムがこれらの物質による
                体液の酸性化を和らげ、弱アルカリ性に保ちます


C刺激の伝達・・ ものの温かさや冷たさなどの刺激を脳に伝えたり、脳からの
           命令を筋肉に伝えたりする神経細胞からの電気信号の伝達
           には、ナトリウムイオンが関係しています。


      ※このように塩は、生命を維持するためには欠かせないものです。
        しかしながら、取り過ぎると体に害を及ぼしてしまいます。

必要な量は?

食塩は、ほぼすべての食べ物に含まれていますから、普通の生活では不足する心配はまずありません。ただし、スポーツなどをして多量の汗をかいたり、おう吐や下痢をしている場合には、たくさんのナトリウムが失われてしまうので、適切に補給することが必要になります。


 一般的に問題となるのは、食塩のとり過ぎの方です。食塩のとり過ぎは、高血圧症や、胃がんなど、多くの生活習慣病をまねくおそれがあります。ここ数年の国民栄養調査によると日本人は1人1日12g前後の食塩をとっています。しかし、体に必要な食塩の量は3〜5gともいわれ、欧米諸国の推奨量は1日6g以下ですから、私たち日本人も10g以下に減らすようこころがけましょう。

塩の摂り過ぎ危険度チェック

 @ 最近のどが渇きやすい
 A 足がつることが多くなった
 B よく目がかすむことがある
 C 夜トイレに起きるとことが多くなった
 D 手足がしびれたことがある
 E ちょっと走っただけでも息がきれる
 F 洋食・中華より和食が好きだ
 G 朝起きると顔がむくんでいる

       4つ以上・・黄信号
       6つ以上・・赤信号

ナトリウムポンプって何?

腎臓は体内の老廃物を排泄するとともに、塩分濃度を調節し、身体が一定の濃度を保つようにコントロールしています。

身体の中に入ってきた塩分は血液によって腎臓に運ばれ必要なら再吸収、余分なら尿として排泄します。
こうして体内の塩分濃度を一定に保つ働きをナトリウムポンプといいます。

塩分の濃い生活をしているとこのナトリウムポンプの働きが鈍ってしまいます。
ポンプが目詰まりを起こすと血液中の塩分濃度がどんどん高くなってしまいます。
年を取るとトイレが近くなるのはこのためです。若くても塩を取りすぎると同じです。