アルコールについて

 アルコールは『百薬の長』といわれています。気分をリラックスさせたり、人間関係を円滑にしたりなど精神・社会的効果の他に、体の代謝を活発にする働きがあるためです。
 しかし、短時間の大量飲酒は急性アルコール中毒をきたします。時には死に至る事もあるので、飲酒の量と時間配分には要注意です。

アルコールはどうやって体の中で消化されるの?
 人の体に入ったアルコールは胃で20%、小腸で80%吸収されて血液に入り込みます。血液中のアルコールは肝臓に送られ、肝臓がアルコールの代謝(分解と処理)を開始します。
 アセトアルデヒドは赤面・動機・頭痛や吐き気をもたらし、悪酔い特有の症状が出る原因です。処理できないアルコールは一時的に血液中に取り込まれ、体内を一巡りします。

お酒が強い人と弱い人は
                どこが違うの?
アセトアルデヒドを早く分解できるかできないかによって、お酒の強い人と弱い人が分けられます。アセトアルデヒドを分解する酵素ALDH(1型と2型があります)のうち、2型に問題がある為だと言われています。
 日本人の約46%は生まれつきALDH2型の活性が低い(欠けている)為、少量のお酒を飲んでもアセトアルデヒドが体内に蓄積されてしまい、悪酔いしやすいのです。
この体質は遺伝によるものなので、生涯変わる事はありません。努力して飲めるようにはなりませんので、自分の体質を理解して適量を飲みましょう。
(頻繁に飲んでいると酔いにくくなるのは別の酵素が活性化し、その回路が発達する為です)

これから年末年始にかけて、お酒を飲む機会が多くなります。自分の体質と体調を十分考慮し、無理の無い飲酒を心掛けて下さい。折角の楽しい会が悪酔いで終わることの内容に心掛けましょう!