日本人は胃がデリケート!?


 日本人の消化器は欧米の人に比べて、とてもデリケートにできています。中でも胃腸の病気とは縁が深く、統計によるとお腹の不調を訴えて来院される患者様の数は高血圧に次いで2番目に多いとされています。
 日本人の食生活は米・魚・野菜中心のものから、肉や脂が主体の食生活へと変化してきました。急激な食生活の変化に日本人の胃腸は対応しきれず、調子を崩しやすくなったのです。


の仕組みと働き
胃は食べた物を一時的に保管する貯蔵庫です。食道を通って運び込まれ

た食べ物は、胃液でお粥の様な状態まで消化されます。更に胃は盛んに運

動(蠕動運動)し、食べ物と胃液を混合させます。そして、消化された食べ物

は少しずつ腸に送られます。

胃の蠕動運動

 食べ物が粥状になると、胃の蠕動運動が強まります。食後10分位から胃

の内容物の輸送が始まり、およそ3〜6時間程で内容物全てが腸へ送られ

ます。水はほとんどそのままの状態で直接胃から腸へ流れ込んでいきます

が、牛乳などは一度胃液で薄められてから腸へ送られます。

 3大栄養素(糖質・たんぱく質・脂質)では糖質が最も早く移送され、たんぱ

く質はその2倍の時間がかかります。脂質は胃の運動を抑制するので、移

送に最も時間がかかってしまいます。油っぽいものを食べると長時間胃がも

たれる感じがするのはこの為です。


 

 胃にやさしくしよう !
「胃の調子がおかしいな」と思ったら、上記の事を実行し、

胃を労わってあげましょう!

冷たい(熱い)ものは体温程度にしてから飲み込む
繊維の多い食品は細かく刻み、やわらかく煮る
味の濃いものは避ける

香辛料や酸味の強いものは避ける

胃にやさしい食べ物については こちら★