The medical treatmento and food

are the same sources

医  食  同  源

 
今回は、かなり難解なテーマにしてしまいました。東洋医学の『医食同源』という言葉をひもときますと“薬と食べ物は源が同じ”という意味で『薬食同源』とも言われるそうな・・・
『食は生命なり、食誤るとき病発す。病発しても食正しければ病治す。よって医食同源なり』不老長寿の道を深く突き詰めたところに生まれた言葉だそうです。
薬は健康を保つ上で毎日の食べ物と同じくらい大切であり、美味しく食べることは薬を飲むことと同様に心身を健やかにしてくれるという意味でしょうか・・・
薬と食物が同じものから出来ているとしたら、それぞれの食物にもそれぞれの効能があります。
その考え方から作られた料理が『薬膳』です。
なんだかニガソウ・・!!

 

五つの味が、五臓を補う。
五つの性質が、からだを調節する
五味

酸(酸っぱい。収斂作用あり。肝臓・胆のう・目によい)


    豚肉・ヨー グルト・チーズ・みょうが・梅・みかん・桃・りんご・レモン・酢


苦(苦い。消炎作用あり。心臓によい)
    魚肉の内臓・肉・うど・きゅうり・セロリ・にら・ピーマン・ふき・わらび・酒・コーヒー


甘(甘い。滋養作用あり。脾臓・胃によい)
     米・もち米・とうもろこし・いも・砂糖・バター・ごま・あじ・うに・海老・牡蠣・牛肉 

     キャベツ・大根・トマト・茄子・人参・ほうれん草・西瓜・パイナップル・バナナ・椎茸


辛(辛い。発散作用あり。肺・鼻・大腸によい)
     鶏肉・かいわれ・生姜・しそ・玉葱・にんにく・葱・辛子・胡椒・山椒・唐辛子・わさび


鹹(かん=しょっぱい。柔和作用あり。腎臓・膀胱・耳によい)
     大麦・栗・黒豆・大豆・緑豆・きなこ・納豆・みそ・いか・くらげ・なまこ・豚の腎臓・
     漬物・昆布・塩・醤油
 

五性

熱(からだを温め、興奮作用があり、貧血、冷え性の人に良い。)
     羊肉・酒・胡椒


温(からだを温め、興奮作用があり、貧血、冷え性の人に良い。)
      大豆・もち米・長芋・黒砂糖・鰯・鰻・海老・生姜・大根・玉葱・人参・
      にんにく・葱・パイナップル・りんご


寒(からだを冷やし鎮静、消炎作用があり、のぼせ症で血圧の高い人によい。)
      うどん・そば・白砂糖・ごま油・豆腐・納豆・あさり・キャベツ・
      きゅうり・荀・トマト・なす・なし・バナナ・みかん・寒天


涼(清涼感を与え、鎮静、消炎作用があり、のぼせ症の人に良い。)
      はまぐり・豚肉・春菊・セロリ・ほうれん草・西瓜・のり・ウーロン茶


平(寒熱のゆがみがなく日常食べるもので、常用すれば滋養強壮の効果がある。)
       米・さつまいも・里芋・じゃがいも・蜂蜜・ごま・大豆・平目・心臓・卵・

       かぶ・さやえんどう・人参・白菜・れんこん・ぶどう・椎茸


 

@旬のものを食べる

四季のある私たちの国では、食卓を彩りながら、実はその季節の体調を整えつつ、次の季節への変化に体が対応する準備をしていることになります。「旬のものをいただくこと」これが「薬膳」の基本となります。

A食べ物は薬

どんな食べ物にもひとつひとつ効能があり、また調理の仕方によっても効能の引き出し方が変わるという考え方です。

B食べ物には性質がある

「薬膳」では食物の持つ五味五性の性質と人間の五臓六腑(臓器)との関係を五行で関連づけ、バランスよく組み合せてお料理に生かします。

C調理法にこだわらない―和・洋・中の薬膳―

 

(“温”は体を温める食べ物、“冷”は体を冷やす食べ物)。冷え性の人は“温”の食べ物を、熱症の人は“冷”の食べ物を意識して食べましょう。

(1)収穫された環境で判別
 寒い場所で採れたもの(りんご、くるみ、あんずなど)は“温”、温かい場所で採れた食べ物(バナナ、パパイヤ、にがうり、マンゴー)は“冷”です。


(2)水分の多さ
 水分が少なくて硬い食べ物(かぼちゃ、にんにく、しょうがなど)は“温”、水分が多くてやわらかい食べ物(トマト、きゅうり、レタスなど)は“冷”です。


(3)色
 色が濃くて黒っぽい食べ物(レバー、小豆、黒砂糖など)は“温”、色が白い食べ物(もやし、白菜、白砂糖など)は“冷”です。


(4)育つ場所
 土の中で採れたもの(たまねぎ、にんじん、やまいもなど)は“温”です。これは、冷たい地下でも、自分で熱を持っているから育つために、“温”の食べ物だと考えられています。