The medical treatmento and food

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医 食 同 源

 
3月に引き続き医食同源について考えてみます。
五味五性といって 五つの味が五臓を補い、五つの性質が 体の調整をします。たとえば食事の時には‘味’と‘栄養’がポイントとなりますが、薬膳では“人や季節に適しているか・食材同士の相性”という点も考慮します。
冷え性の人には、熱・温性の食品を。便秘気味で手足が火照ってニキビが出やすい人には、寒・涼性の食品を。
この五つの味と性質を組み合わせると、毎日の薬膳生活を楽しむことができそうです。


本質・体質
   
五味
五性
冷え性
寒さに弱い、手足が冷えやすい、顔が青い
酸(すっぱい)
ほてり性

汗かき、太りがち、食欲旺盛、顔が赤い

苦(にがい)
元気不足
息切れしやすく、気力がない
甘(あまい)
気力充実
食欲旺盛で偏食、便秘、不眠症、情緒不安定
辛(からい)
 
鹹(しょっぱい)

基本の組み合わせ (寒・・・熱・温)(熱・・・寒・涼)  このように組み合わせれば中和されます。

逆の組み合わせでは、身体にマイナスの影響があるということにります。

季節の組み合わせ (寒い時期には熱・温を食べる)(暑い時期には寒・量を食べる)


夏に熱いものを食べると、脾臓や胃の機能を低下させ、熱性の体質に変化しやすくなり、

鼻血・痔疾・便秘などの症状が出たりします。冬はその逆で、熱性のものを食べると、

内臓の活動を活発にし、冷え性予防に役立ちます。


 

● 酸 … 肝臓、筋、目、胆のうを強くする。
酸味のものは、気を収斂する作用があります。肝臓などが弱っているとき、適当に酸味を取ると元気がでます。しかし、胃の陽気が少ない人は酸味を過食すると食欲がなくなります。

● 苦 … 心臓、血脈、舌、小腸を強くする。
苦味のものは、引き締め、かためる作用や熱をとる作用があります。したがって過食すると元気がなくなりからだが冷えやすくなります。胃や、心臓に熱が多い人は、ピーマンなど苦味のある生野菜を多食するのがよい。しかし、胃の働きが悪い人は、胃腸を冷やすので食欲不振となります。

● 甘 … 脾、胃、肌肉、唇を強くする。
甘みのものは一般に疲労を取る作用があります。砂糖や、チョコレートなどの甘さもそうですが、澱粉質の甘さもこれに含まれます。疲労したときは糖質のものを食べるのがよいのです。ところが疲労していないのに甘みのものを過食すると、からだがだるくなります。腎臓の弱い人は甘いものを過食しないよう気をつけましょう。

● 辛 … 肺、鼻、大腸、皮毛を強くする。
辛みのものは、陽気をめぐらし、からだを温める作用があります。胃の働きの悪い人、からだの冷えやすい人、活動力の鈍い人などは、適当に辛みのものをとるとよいのです。が、辛みを多食すると、からだを温め汗を出すので、かえって熱を取られ、冷えることがあります。のぼせている時は、ひかえたほうが良い。

● 鹹 … 腎臓、骨髄、耳を強くする。
塩辛い味のことで、塩を青菜にかけると水が出てきます。塩辛みは腎の水を取り、周囲を潤し、やわらげる作用があります。しかし、とりすぎると血が粘っこくなり、腎の働きを低下させます。腎が弱ると白髪や、歯が悪くなったりします。

小麦(涼)
利尿、精神安定
スイカ(寒)
利尿、二日酔い、高血圧
緑茶(涼)
めまい、イライラ、飲みすぎ、倦怠感、消化不良
とうもろこし(平)
健胃、利尿作用
リンゴ(平)
健胃、消化不良、食欲不振、下痢
ジャスミン(平)
胃もたれ、食欲不振、下痢、腹痛
黒豆(平)
耳鳴り、めまい、腹痛、飲みすぎ
ナシ(涼)
痰をきる、口の渇き、飲みすぎ、便秘

菊花(微寒)
解熱、視力低下、高血圧、のどの痛み

大豆(平)
食欲不振、貧血
バナナ(涼)
便秘、痔
昆布・海藻(寒)
利尿、リンパの腫れ、高血圧、肥満症
あずき(平)
下痢、母乳の出が悪い
ミカン(平)
消化不良、飲みすぎ、咳
カキ(平)
不眠、イライラ、ほてり
ゴマ(平)
白髪、めまい、耳鳴り、母乳の出が悪い、便秘、倦怠感
レモン(微寒)
嘔吐感、食欲不振、咳
カニ(寒)
打ち身による腫れ、内出血、筋骨強化