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慢性腎不全
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| 何らかの原因で腎機能が低下した状態を慢性腎不全といいます。 腎不全が進み、腎機能が30%を下回る状態にいたると、体内環境を 一定に保つことが困難になります。 この結果、体液が過剰になれば浮腫、電解質濃度に異常があれば 口渇・脱力感が生じます。 また、貧血や骨痛の症状もあらわれます。 腎機能が10%以下になると、様々な症状があらわれます。 この症状を尿毒症と呼びます。 一般的な症状は、体がむくむ、血圧が上昇する、はきけや頭痛が起きる、 疲労感がある、食欲がない、無気力などです。 糖尿病性腎症の方は、糖尿病のために心不全、視力障害、肺水腫、 心筋障害、脳血管障害などの症状があることも多いのです。 |
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何故?低蛋白食が必要なのでしょう |
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腎不全の末期の状態が『尿毒症』です。この症状をひき起こす尿毒素こそが ※ リンは65%が、カリウムは95%が腎臓より排泄されます。 |
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低蛋白食と十分なカロリー
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| @血や肉コース・・・十分なカロリーが摂取前提として、1日20〜30グラム
日本人の平均摂取タンパク質量は1日70グラム前後 A燃焼コース・・・タンパク質の40〜50グラムが燃えカス・尿毒素・酸として 排出されます。 ※ 低蛋白食事療法では、この『燃焼コース』のタンパク質を切り詰めて 一方、身体を良好に維持するための『血や肉コース』のタンパク質を しっかり食べる必要があります。 タンパク質は再利用率が定まっています・・・ タンパク価 〈例〉 米・・・タンパク質の60〜70%が『血・肉コース』、残りが『燃焼コース』 肉・魚・牛乳・・・100%が『血・肉コース』 食べるタンパク質を吟味し、タンパク価の高いものを食べる |
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十分なカロリーが何故必要か?
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健常者の平均エネルギー摂取は、糖質で60%、脂質で25%、タンパク質で15%
タンパク質の15%を糖質や脂質で補う必要あり ↓ 補わない場合 ↓ 身体を破壊してカロリー源にする。どんどんやせる。 ↓ 単にタンパク制限を行うとマズイことになる。 |
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低蛋白食事療法の実践
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【 1 】 十分なカロリーを確保する。 【 2 】 蛋白価の高いタンパク質のみを摂取して、『 血や肉 』の ためのタンパク源とする。
【 3 】 塩分を厳しく制限する。 血圧をよく監視する。 |
●毎日の食事にどう取り込むの?
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タンパク質を抑え、エネルギーを確保するための工夫
●卵類、魚介類、肉類は1日にとる目安量を決めておきましょう。 (卵は1個まで、魚や肉は1食に1品まで、など) ●砂糖をたくさん使っている菓子類の食べ過ぎをさけ、 でんぷんや炭水化物を積極的に使いましょう。 ※タンパクはご飯やパンなどにも入っているので、食べ過ぎには注意しましょう。 ●油を使った料理を献立に加えましょう。 (揚げ物や炒め物、ドレッシングあえ、など) ●間食を利用しましょう。 ●お米やうどん、そばなどは、無タンパク、低タンパクに成分調整した食品を使いましょう。 (はるさめなどのでんぷん製品、低タンパク米など) ●高エネルギー補助食品を使いましょう。 ●少ないタンパク量でも、ボリューム感のある盛り付けで満足度をあげましょう。 ※タンパクのとりすぎは、同時にその中に含まれるカリウムやリンの過剰摂取につながります。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 塩分をへらすための工夫 ●塩分量の多い食品はひかえましょう。 (漬物やつくだ煮、塩蔵食品、練り製品、肉加工品、インスタント食品、 レトルト食品など) ●醤油やソースなど塩分の濃い調味料はかけるより、つけるようにしましょう。 ●レモンなどの柑橘類や酢、香辛料を活用しましょう。 ●1品に重点的に味を付けるなど、塩味に メリハリをつけましょう。 ●調味料は目分量をさけ、計量して使うようにしましょう。 ![]() カリウムを抑えるには ●生の野菜や果物は適量にしましょう。また、缶詰の果物を活用しましょう。 ●いも類、野菜は茹でこぼしたり、水にさらす工夫をしましょう。 (特に多く含まれているもの:じゃがいも、 里芋、ブロッコリー、 ほうれん草、 春菊など)
リンを抑えるには ●特にレバーの食べ過ぎに注意しましょう。 ●牛乳やチーズなどの乳製品はひかえましょう。 ●加工食品はさけましょう。
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