Cold prevention

  風 邪 予 防

風邪ってどんな病気?

こんなにもポピュラーで、かかったことのない人はいないと思われる「風邪」。しかし例えばアナタが風邪で、お医者さまにかかっても、そのカルテに「風邪」とは記載はされない。「これこそが風邪」と特定できる病気ではないのである。風邪は、主にウイルスによって引きおこる、呼吸器系の急性炎症の総称で「風邪症候群」と呼ばれているもの。 つまり「風邪っぽいいくつかの症状」を「風邪」と呼んでいるにすぎないのだ。その症状とは下のような極めて簡単なもの。

@発熱   A鼻やのどの炎症  B痛み(頭、関節など)

その種類

◎普通感冒


鼻やのどが痛くなるが、一般的に軽い症状。ほとんど1週間で治ってしまう。発熱はあまりない。

◎インフルエンザ


普通の風邪は咳、のどの痛みから始まるのに対して寒気や、だるさ、関節や筋肉、頭などの全身の痛みで始まる。熱は高く、全身症状が強く、食欲減退、吐き気、下痢などがおこる。
    

◎咽頭炎 ・・・・・のどの痛み、頭痛、発熱

◎咽頭結膜炎 ・・・・・ 「プール熱」発熱、咽頭炎、結膜炎

◎気管支炎 ・・・・・ 気管支の炎症。せき、たん

◎肺炎 ・・・・・ せき、たん、胸の痛み。白血球の増加。

風邪症候群の原因・・・8〜9割はウイルスによるもの。

そのウイルスが好きな環境〜乾燥
ウイルスが侵入を防ぐ第一関門「のど」が乾燥すると
ウイルスを排除する働きが弱まってしまう。

鼻・のどの奥にウイルスが取りつく。
しかし粘液分泌細胞から、洗剤や水ならぬ、粘液が出てウイルスを洗い流す。さらにそのウイルスを含んだ粘液(たん)を、せん毛細胞が、ほうきのようにはたらいて、外に掃き出している。こうしたウイルス追い出し作戦がうまくいっているときは、風邪にはならない。
2〜3日後
鼻やのどが乾燥したり、全身の体調不良などで、ウイルスを追い出す働きが弱まっていると、ウイルスはのどの奥の細胞に入り込む。大抵の場合、何種類かのウイルスが取りついている。
1時間後には100個、1日後には100万個に増え、細胞をやぶって外に飛び出す。それを体は外へ流し出そうと更に頑張るため、鼻水がひどくなる。つまり鼻水が多く出るようになっている時には、すでにウイルスは細胞にまで侵入してるいるのだ。
身体の抵抗!
血液中のマクロファージ(白血球)は、入ってきて爆発的に増えたウイルスを食べ続け、なんとか数を減らそうとする。同時に視床下部の体温中枢に「発熱してくれ!」のサインを送る。
発熱
ウイルスが好きなのが、35〜36度なので、それ以上の発熱で増えなくなってくる。同時に熱が上がると、ウイルスに対抗する免疫物質が活発になり、ウイルスをやっつける。また発熱で関節などを痛くなるが、これで身体が動かない=休むことができる。
回復へ・・・
ここで順調に回復すれば、再びかかることは少ない。インフルエンザの場合、1回目の感染の場合、身体の中に抗体ができるのに約1週間かかる。しかし一度そのウイルスに感染した後には、身体の中を抗体を作るリンパ球がパトロールし、2回目にはたった1日で抗体を作ってしまうので、同じ型にはかかりにくくなっている。
再び風邪に?
せん毛(のどのほうき役)は風邪で壊されてしまうと、復旧に2〜3日の時間がかかる。この間に無理をくり返し、再びウイルス・細菌に感染すると、また風邪をひく。ウイルスは約200種類もあるのだから、別のタイプはいくらでもある。しかも、始めはウイルス性の風邪だったとしても、次にかかる時は、もっと恐ろしい細菌の感染が起きやすい。スペイン風邪、アジア風邪など、過去に大流行した風邪での死亡は、こうした細菌感染による肺炎が原因となった。
くれぐれも「治った!」からといって無理をしてはイケナイ。


風邪の対策

@手洗いとうがい

空気中に浮遊しているウイルスが直接のどに感染する以上に多いのが、手についたものが口に入るというパターン。口に入る前に手から洗い流してしまおう。

A十分な睡眠

夜は免疫を高めるリンパ球が増えてくれる時。この時に体が休んでいることが大切です。
    
B温度・湿度コントロール

ウイルスは高温多湿に弱いと言われています。
風邪をひいている人の場合は、寒いと発熱は必要以上に進むので部屋は暖かくしましょう。
かと言って部屋を30℃にも上げてしまうと、身体の抵抗力がなくなり良くありません。
部屋を20〜25℃、湿度を60〜80%に保ちましょう。

Cバランスのとれた栄養

風邪にきく食べ物たち

カテキン


お茶でうがいをすると、カテキンの殺菌効果で、風邪予防、インフルエンザ予防に効果的といわれていますが、本当でしょうか?

カテキンには殺菌作用があることは事実です。
また、これが、インフルエンザウイルスに対しても効果がある事も事実のようです。

では、お茶でうがうをするのが風邪予防、インフルエンザ予防に効果があるのでしょうか?

まず、うがいについては、完全に細菌、ウイルスを取り除くことは不可能です。

そして、カテキンについて、普通に家庭で煎れたお茶に,ウィルスを殺すのに必要な濃度のカテキンが含まれているかと言うと,これは別問題のようです。
お茶の濃度が、ウイルスを殺すのに、有効な濃度とはいえないようです。

とりあえず、うがいをするなら、消毒液よりはお茶のほうが安全かもしれません。

納豆

風邪予防、インフルエンザ予防に利く、ビタミンAの摂取のためにも、納豆を食べるのは効果的です。

ベータカロチンがビタミンAに変わるためには、動物性たんぱく質に含まれるメチオニンというアミノ酸の手助けが必要です。つまり、納豆を食べるとよいわけです。
納豆に含まれるパントテン酸とナイアシン(ニコチン酸)が、ベータカロチンがビタミンAに変わるのを助けます。
納豆1カップを緑黄色野菜と一緒に食べるのがコレステロールの心配もなく理想的。

ネギを入れて混ぜて食べれば、さらに効果的。

青ジソ酒

青じそ酒を飲んでいると風邪しらず・・・との事です。

咳を静めたり、健胃の働きがあるといわれています。

作り方は
青ジソの棄(130枚位〕…………200〜300g
糖分………………200〜300g
ホワイトリカー35度…1.8L

を一ヶ月くらい漬け込みます。

春菊

春菊は粘膜や皮膚を強化したり、白血球のはたらきを活性化させます。

春菊は11月から3月に旬を迎える冬の食卓には欠かせない野菜です。
中国では「どう蒿」と呼ばれ、肝機能を増強し、腸内の老廃物質を排出する漢方薬として使われています。

春菊には、カロチン、ビタミンB2、C、カルシウム、鉄分などが含まれます。

春菊は、他の緑黄色野菜に比べて、鉄・カルシウム・カリウムなどのミネラルが多い。さらに春菊は食物繊維も多です。

特にb-カロテン(ビタミンA)が粘膜や皮膚を強化したり、白血球のはたらきを活性化させます。

れんこん汁


風邪のひきはじめ、咳をおさえたい時。

れんこんの澱粉には止血作用があるといわれています。
風邪のひきはじめ、咳をおさえたい時にはこれを使います。

適量をすりおろし,ガーゼなどに包んで絞る。1回おちょこ1杯程度を飲みます。
お湯を足して、トロトロにして、しょうがを加えればさらに効果がアップ。
葛粉をいれても良いです。
また、はちみつなどを入れてもよいでしょう。

おろし汁をガーゼなどに湿らせて、鼻に詰めると鼻づまり防止に効くと言われています。

しぼり汁を飲むと胃潰瘍や十二指腸潰瘍に効くと言とも言われています。

また、れんこん汁は母乳の出を良くするとも言われています。

大根あめ

せきが出る時皮付きの大根を1センチ角に切り、はちみつとビンに入れる。2日ほどして大根が浮いてきたら上澄みをいただく。ビタミン・ミネラル・糖質が摂れるので風邪でない時もお勧め。

万能薬・梅干し

梅干しと黒砂糖かしょうがを湯飲みに入れ、暑いお湯で飲む。

玉子酒

高蛋白、高エネルギー、消化も良い卵は ビタミンB2も多く含み 風邪にぴったり。日本酒1カップに卵1ケをいれ、火にかけて半熟になった時にハチミツや黒砂糖をいれます。アルコールが苦手な方はお酒を1度沸騰させましょう。

ねぎ・にんにく湯

ねぎやにんにくの強烈な匂い成分は、身体をパワーアップ してくれます。ビタミンB1の吸収を高める働きがあるので元気をとりもどせます。

ホットみかん

みかんを皮ごと、黒くなるまで焼いて食べる。 ほっとオレンジジュースもおすすめ。ビタミンCを補給します。食べ終わった蜜柑の皮を5〜6ヶまとめて袋に入れお風呂に入ると、みかんの精油成分が毛細血管を広げ、血液の循環が良くなります。