エネルギーコントロール食

 

 1日の総摂取エネルギーを調節した食事で、この制限範囲内で蛋白質、脂質(エネルギー比
20〜25%)、糖質、ビタミン、ミネラルをバランス良く摂取できるように工夫する。
エネルギーをコントロールすることが治療に対して最も有効な手段となる疾患に適応する。
 また、エネルギーを所要量当たりにすることで健康維持食とすることができる。
      
◎ 目的
エネルギーコントロールによる疾病治療、あるいは栄養状態の維持。

◎ 意義
エネルギー制限を行うことによる体内エネルギー代謝の変化。
体内蓄積脂肪量の燃焼、インスリン節約作用。
代謝亢進あるいは必要エネルギー量の増加に伴うエネルギー補給。

◎ 適応疾患
糖尿病、 肥満症、 痛風(高尿酸血症)、 甲状腺機能障害、 脂肪肝、急性肝炎、 
慢性肝炎、 肝硬変代謝期、 高血圧症、 高中性脂肪血症、心疾患、 貧血、 
妊娠中毒症、 授乳期


◎ 栄養量


エネルギー
kcal
蛋白質
  g

脂質
  g
糖質
   g
主食
   g

1

1000
45
30
140
70
2
1200
50
35
180
70
3
1400
55
35
220
140
4
1600
60
40
250
140
5
1800
65
45
280
180
6
2000
70
55
320
220

 

 

◎ ポイント
@ P:F:Cのバランスを整える。
A 制限エネルギー内でのビタミン、ミネラルの補給。
B 油脂の利用を控える。
C 低エネルギー食品の利用(野菜・海藻類・コンニャク・きのこ類・白身魚・ささみ など)
D ボリューム感をもたせるメニューの工夫(盛りつけ方・皿数を増やす・食材の選択)
E 脂肪が除去されやすい調理法(しゃぶしゃぶ・網焼き など)
F 低エネルギー甘味料の利用。
G 禁酒